偶然の結婚記念日

私達夫婦は約10年前の10月に入籍致しました。

入籍にあたって、両家に挨拶へ行った時に、とても驚いたエピソードがありました。

私の両親の結婚記念日は10月7日。これは父の誕生日です。私の母が昔、父と結婚することが決まった時に父が結婚記念日を忘れないようにと、父の誕生日に合わせて結婚式をした。との話を聞いていたため、両親の結婚記念日=父の誕生日との解釈から幼い頃から私は両親の結婚記念日を覚えていました。

今の主人と出会い、結婚が決まってからは義両親への挨拶へすぐ行くこととなりました。

義両親は気を遣って下さり、初めてお伺いした私にも色々な話をして緊張を和ませて下さいました。

そんな中、結婚式の話になりました。

結婚式は、10月か11月など天候の良い秋を検討していましたが、まだ日程までは決まっていませんでした。

色々な話をしていく中で、義両親が私達が結婚したのは〜と昔の話をしてくださいました。その話を聞きながら主人の幼い頃の写真や家族写真も一緒に見せて頂き、写真の横には義母さんの手書きでメッセージが書かれてあり、主人は義理両親か愛されて育てられてきたんだなぁと愛を感じました。

昔話に花が咲き、義母さんが結婚式の話も遡ってしてくださり、「結婚式は10月7日でしたね」と義父さんと話していたのを横耳で聞こえたので、「え?」と思い思わず聞き直しました。

まさか聞き間違いかな?と感じ、

「結婚記念日っていつだったのですか?」そう尋ねると、「10月7日だったわ」と言われたのです!

思わず驚きました。主人も義両親も私がなぜそんなに驚いているのかわからないといった顔でした。

私は、両親の結婚記念日が10月7日であることを伝えました。すると、主人も義両親もとても驚かれてました。

そして同じ日に結婚してたなんて!とこの偶然にとてもご縁を感じました。

主人と結婚するにあたって、このご縁は元々決まっていたのだと思うと運命のようにさえ感じました。

そして私達夫婦もこの、ご縁を大事に感じ、10月7日に結婚式をあげることに決めました。

結婚一年目の結婚記念日

一年目の結婚記念日は夫婦だけで過ごす予定でしたが、双方の両親の結婚記念日が同じだったこともあって、両方の両親に声をかけて6人で食事をすることになりました。

結婚記念日のお祝いでしたが、考えれば結婚記念日は私達夫婦だけでなく、私の両親、義両親6人のお祝いになりました。

そして、この時は私のお腹には第一子を妊娠していたため、その発表をする場にもなりました。

両方の両親もとても喜んでくれ、私達の結婚記念日でもありますが、6人の結婚記念日として毎年10月7日はお祝いできたらいいなと会話をしたりしていました。

第一子が産まれてからの記念日

第一子が産まれてからの記念日は集まって会食だけでなく、私自身子供の写真館でお宮参りの写真も撮りたかったので、写真館での写真撮影を家族全員でしませんか?と提案しました。両親も義理両親もすぐに賛成して下さり、6人だった家族は7人になり、7人での家族写真を写真館で行いました。

初孫であったこともあり、両親や義理両親もとても我が子を可愛がって下さり、お宮参りの産着も義理両親にして頂きました。

2年目の結婚記念日

2年目の結婚記念日は子供が一歳になっていたので、そのお祝いも含めて、また両親と義理両親に声をかけ、7人で写真館へ向かいました。当初は一歳になった我が子と私達夫婦だけの写真撮影の予定でしたが、写真館の方に結婚記念日が、たまたま義理両親と両親と私達の6人が同じである話をしていたらせっかくなら毎年写真をお撮りになったら?との提案をいただき、2年目も7人での家族写真撮影を行うことになりました。

最近の写真館では、写真を購入する際にアルバムや写真の他にデータも購入できる為、写真撮影後は双方の両親宛にフォトブックを作成し、その中に孫にあたる我が子の写真も含めて毎年渡すようにもなりました。

我が子の成長も含めてフォトブックも写真として残るため両親も義理両親もとても喜んでくださり、7人で撮影した家族写真は我が家のリビングにも飾っています。

3年目以降の結婚記念日

結婚記念日は両親と義理両親含めて写真を撮ることが私達家族の習慣になっていました。

2人目の妊娠が分かってからもお宮参りと家族写真、一歳のお誕生日と一緒に家族写真、さらには七五三のお祝いと結婚記念日を一緒にお祝いするために家族写真などと、毎年の家族写真を見返すとその年に起こった家族での出来事も思い出すことができます。

写真うつりにしても大人は毎年さほど変わりはありませんが、2人目が産まれてからは上の子の成長を感じたり、大きくなっていく2人目の育児の早さを感じたりと写真を撮ることで忘れてしまう育児の一瞬一瞬を思い出すこともできました。

さらに夫婦の結婚記念日においても、両親が子供を預かってくれて2人で食事をした思い出や、主人からは毎年一輪の薔薇の花を結婚記念日にプレゼントされ、その薔薇の花は2年目には二本、三年目には三本と増えていっています。その気持ちも大事にしたいと感じ、ドライフラワーにして毎年花束を大事に残してあります。

そんな花束もドライフラワーにしても結婚年数が増えるたびに大きくなってきました。

写真と同様、お部屋に飾ってあるドライフラワーを見ると、夫婦で今まであった困難や楽しかったことを思い出すきっかけになります。

写真もドライフラワーと同じ。思い出やその時の思いや感じたことも含めて思い出すキッカケとなるのです。

これからも家族写真はぜひ撮り続けていきたいです。家族が増えること、家族が健康であることを当たり前と思わずに今のこの時間を写真と共に大切に生きていけたらなと感じています。

結婚記念日写真は記念にも思い出にも残る

写真を見ると一瞬でもその時会話していたことやその時の子供の年齢、可愛さ、周りの大人に愛されていたことなど様々な光景を思い出します。

子供にしてみれば今はわからなくてもきっといつか自分が結婚して子供をもつようになり家族が増えたら同じように思うと思うのです。私自身がそうでした。

私は3人兄弟で育ち、お宮参りや写真館での撮影の記憶はありませんでしたが、結婚式の準備の際にプロフィールビデオを作成する為に写真を探していた時、実家からたくさんの写真が出てきてとても懐かしくそして、自分が愛されて育ってきたこと、育ってきたと思ってたが、育てられていたんだと親に対して感謝の気持ちがさらに深くなりました。

現在、写真を自宅で撮る場合は携帯電話やスマートフォン、または一眼レフでの写真撮影が多くなっている時代のようにも感じます。

携帯や一眼レフでの撮影は便利で簡単であるがゆえになかなかプリントアウトまでしないことに不便さがあります。我が子の誕生日のお祝いや私達夫婦のお祝いを自宅でしても携帯で撮影したことに安心し、アルバムとしてプリントアウトして挟む等昔風の手法をされている方は少ないです。

それもあって、一年に一度の写真館での結婚記念日撮影はとても貴重な時間であるように感じます。金額はかかりますが、データやアルバムら後日郵送してくださるため、自分でプリントアウトする必要もなく、忘れることもありません。さらには毎年同じ店舗の写真館を利用していることもあり、写真館のスタッフさんも私達家族を覚えていて下さり、歓迎してくださることも毎回とても嬉しく感じています。家族が増えた時、お祝いの時、写真館に行く時は家族のお祝い事がある時です。そんな家族にとってもお祝いの節目節目に関わって下さっているスタッフの皆さんにも感謝しています。

金・銀婚式祝い・結婚記念日写真は福岡市フォトスタジオ原田写真館(香椎参道通り)

結婚記念日ホームページ http://wedding-haradaphoto.com/

結婚記念日フォトギャラリー
http://wedding-haradaphoto.com/gallery/

原田写真館Since1969オフィシャルホームページ
https://www.harada1969.com

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