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結婚記念日物語1〜両親の結婚35周年(珊瑚婚式)をサプライズプレゼント〜

結婚35周年サプライズプレゼント

5年ほど前の話になりますが両親の結婚35周年のお祝いに何かできないかと兄弟でサプライズ企画をした時の話です。
私の家族は父・母・長男・長女・私の五人家族。家族仲・兄弟仲は良好。私と姉は結婚し実家を離れていますが月に1度は実家に帰っていました。実家に帰ったときに昔の写真を母が整理していたので一緒に写真を見ていると、父と母がもうすぐ結婚35周年でしかもその年還暦を迎えることに気が付きました。すぐさま兄と姉に何かサプライズはできないかと相談し企画相談が始まりました。結婚記念日当日家族で食事をしないかと父と母を呼び出し食事の前に写真館で写真を撮るという企画でまとまりました。

写真に対する思い

なぜ私たち兄弟がサプライズに写真館での写真を選んだかというと、私たち家族の周りには常に写真がたくさんあったからです。私たち兄弟が生まれた時から毎年年賀状は家族がそろった写真でした。兄が生まれた年から始まります。はじめは父と母と兄の3人の写真から。2年後には姉が加わりそのまた2年後に私が加わり、私が中学を卒業するまで毎年写真を撮っていました。その写真は日常出かけたところで撮った写真を使うわけではなく、”年賀状のために”撮るものでした。紅葉のきれいな山。冬の静かな海。コスモスがたくさん咲いている一本道。時には都会のど真ん中で人が行き交う中に三脚を置いて撮影したことや、カメラを連写モードにし食卓を囲んでカメラ目線を意識しない写真。様々な趣向を凝らし毎年撮影していました。これは父がこだわって行っていたことでした。毎年の写真年賀状は親戚や知人に相当好評だったと父は得意げに話していました。母はというと出来上がった写真を入れる小さな額縁を毎年デパートに買いに行き、買ってきたお気に入りの額縁に写真を入れ壁に飾りました。壁にたくさんの写真が飾られだんだんとスペースがなくなって壁以外にも置き型の額縁で棚に飾られる年もありました。小さいころから楽しみにしていたイベントの一つでしたが私たちが思春期に入りこのイベントはなくなりました。今思うと父や母はこのイベントが終わりを迎えたとき、寂しく思い昔を懐かしんだことだろうとおもいます。たくさん飾られている写真を見てあの時はああだったと語ることも徐々に減ってっきました。毎年の写真たちがこれからは増えなくなる寂しさは、自分自身が結婚し子供を持つようになったからこそ気づいた父と母の気持ちでした。

はじめての写真館でサプライズプレゼント

たくさんの写真に囲まれていましたがその中には写真館で撮影した写真んは1枚もなくすべてセルフタイマーで撮影したものでした。父はよく「写真屋さんで撮ってもらうのもやってみたかったなー」と言っていました。家族で写真館で写真を撮るのは何か特別なことがない限りなかなかできるものではありません。結婚35周年・還暦祝いこの二つが重なるときこそ写真館で写真を撮るときだ!これを逃したらいつ撮るんだ!私たちはそう思い満場一致で写真館サプライズ決定!当日まで写真を撮ることは父と母には内緒です。せっかく写真館で写真を撮るのですからおしゃれしてきてほしい。そんな思いから食事場所はホテルのレストランに決定。大奮発です。集合場所を写真館のあるホテルに指定しサプライズ決行!レストランだと思って私たちについてきている父と母は写真館を前にして「え!?ここ?」と戸惑いの表情でした。「食事の前に写真を撮ろう」と伝えると父も母も状況を理解しとても喜んでくれました。

珊瑚婚式祝い撮影スタート

まずは家族全員での撮影です。椅子に座る父と母を子供たちが囲みます。一番左端に私の夫、その隣に私が。真ん中に兄が立ちます。姉には子供が二人おり、兄の隣に姉が立ち息子を抱き、その隣に姉の夫。姉と姉の夫の間に娘が立ちます。全員表情は硬め。何しろこの状況は全員初めてです。何枚か撮っていただいているうちに少しずつ緊張が解けてきましたが私たちにはあるプレッシャーが!それは小さな子供がいるということ。当時姉の子供は長女8歳と長男1歳。1歳の子供には写真撮影は退屈。すぐに飽きて姉の腕から解放されるべく暴れだします。写真撮影は一度中断。全員であやしにかかります。何とか機嫌を直してもらい撮影再開。写真館の方もご機嫌取りに必死です。ご機嫌を取りながらバシバシ撮影してくださり、無事撮影終了。家族写真の次は父と母。夫婦二人の写真。母が椅子に座り隣に父が立ちます。子供・孫に見つめられながらの写真撮影はかなり気恥ずかしかったと思います。照れながら緊張しながらカメラを見つめている父と母はとても嬉しそうでした。

真剣勝負の写真選び

撮影の後はたくさん撮っていただいた中から1枚を選びます。家族写真は全員で選びます。何せ大勢で写っているので「この写真は誰々が変な顔」「誰々の目が半目」「誰々の手の位置が気になる」などなど・・・なかなか決まりません。たくさんの写真の中から数枚に絞り込み、さらにそこから慎重絞り込みます。何度もパソコンの左右ボダンを押して行ったり来たり。そんなに大きな差がないからこそ難しい。最終的に納得のいく1枚に決定。次は父を母の二人写真。先ほどとは違い二人しか映っていないのですからそう時間はかからないだろう。先ほどよりは選定しやすいはず。そう思っていました。ですがその予想に反して選定は難航。正直私たちから見たら同じような表情の二人が移っている写真がたくさん。ですが本人たちはいたって真剣。老眼鏡や裸眼を駆使し眉間にしわを寄せながらあーでもないこーでもないと議論しています。そんなことも面白くその状況をスマホで動画撮影したりしながら決定を待っていました。やや母が折れる形となり珊瑚婚式祝い写真は無事決定。キレイに表装しデータも下さるとのことだったので仕上がりは後日受け取りに行くことになりました。その後はレストランで食事。食事中も写真撮影の話で盛り上がります。「ずっと写真館で撮りたかったんだー」と父は大満足の様子でした。

写真のある生活

後日写真を受け取ったのは私でした。二人にプレゼントする前に見たくてうずうず。我慢できず父や母よりも一足先に写真とご対面です。上品でキレイ表装された表紙をめくります。家族写真には全員何処か恥ずかしそうな、はにかんだような表情の家族が写っていました。写真館で見るときとなんだか一人一人の表情が違うように見えました。昔昔に父と母と兄の三人から始まった家族写真は5人家族に増え、父が企画し三脚を立てシャッターをタイマーにセットしシャッターを押すカメラマンも父。そんなカメラマンの父がタイマーの時間内に所定の位置につけるかハラハラドキドキしながらの家族写真撮影。時に失敗し間に合わない父に大きな口を開けて笑いながら写る使われなかったNG写真。一枚ずつ丁寧に額縁に入れられ増えていった家族写真。5人家族で止まっていた写真たちですが、今は私たち子供が結婚し家族が増え賑やかになりました。そんな家族の真ん中の父と母はなんだか満足そうな顔で笑っています。なのに夫婦二人の写真はすましていて緊張感がありいつもの父と母の顔とは違って写っていました。夫婦並んで写真を撮るなんてもう何十年もしていなかったので気恥ずかしかったのかな。こんな表情も写真館で撮る写真ならではだな。と思わす笑ってしまいました。キレイに表装された父と母に送ったその写真はきれいに箱に入ったまま棚の中にしまわれています。その代わりにはがきサイズでプリントアウトし、母のお気に入りの額縁に入った家族写真と夫婦二人で撮った写真が、父と母の寝室に飾られています。そしての写真の周りには昔取った家族写真や、私と姉の結婚式の写真、孫たちの写真とどんどん増えています。父と母は寝る前にその写真を見ながら何を思うのかな。昔を思い出すのかな。将来を思うのかな。きっとその両方なのだろうと思います。私たち家族には常に写真がそばにありその写真は父と母の愛がたくさん詰まっていました。結婚し家族を持つようになった私自身もこれからそんな家族写真を増やしていけたら幸せだなと思います。

 

金・銀婚式祝い・結婚記念日撮影は福岡市フォトスタジオ原田写真館(香椎参道通り)

原田写真館Since1969オフィシャルホームページ
https://www.harada1969.com

結婚記念日ホームページ http://wedding-haradaphoto.com/

結婚記念日フォトギャラリー
http://wedding-haradaphoto.com/gallery/